簡易IoTシステム(type02)の開発 2

簡易IoTシステムの第2弾(type02)として、製造装置で作った製品の個数をカウントして、Webページで確認するシステムを作ります。

これまでに、IoTデバイス、およびそれに搭載するプログラムを作りました。
次は、Webサーバ側で、デバイスから受け取った情報を表示するPHPプログラムを作ります。

以下のようなものを作ろうと思います。

  • 直近の生産数が、通常より落ちていないかを確認するため、直近の生産数と過去1時間の生産数を表示する。
  • 当日の生産数累計を表示する。
  • 生産の進捗状況が、見た目で分かりやすいように、当日の生産状況をグラフで表示する。

デバイスでは、3chのデータを処理できますが、普通は1chしか使う必要はなく、また、3ch分のデータを一度に表示すると、見た目がゴチャゴチャしてしまうので、PHPプログラムで、表示ch数を指定できるようにしました。

グラフ表示には「Chart.js」を使いました。

IoTデバイスからデータを受け取る部分と、IoTデバイスの表示設定をする部分は、type01からほぼ変更せずに流用できました。

以下のようなものができあがりました。

これで、必要な情報が見やすく表示されているのかは、今ひとつ自信がありませんが、ひとまずはこれで完了とします。

今後は、過去の稼働履歴を表示するPHPプログラムを作ろうと思います。