Macの動画編集ソフト「iMovie」を使っていますが、ライブラリのデータサイズがちょっと大きくなってきたので、今のうちにライブラリを外付けストレージデバイスに移動させようと思います。
さて、「iMovie」と同じApple社のソフト「ミュージック」や「写真」では、「環境設定」でライブラリの場所の設定ができるのですが、「iMovie」の「環境設定」にはライブラリの場所を設定する項目がありません。
調べたところ、「iMovie」ではライブラリを外付けストレージデバイスに移動することで、ライブラリの場所を変更できるようです（詳細は こちら）。
手順は以下のとおりです。
- 「APFS」または「Mac OS拡張（ジャーナリング）」でフォーマットした外付けストレージデバイスを準備します（Time Machineでのバックアップに使用している外付けストレージデバイスにはライブラリを保管できません）。
- 外付けストレージデバイスをMacにつなぎます。
- Finderで外付けストレージデバイスを選択し、「ファイル」＞「情報を見る」を選択します。
- 「共有とアクセス権」の項を確認します。情報が表示されていない場合は「>」ボタンをクリックします。
- 「このボリューム上の所有権を無視」にチェックが入っていることを確認します。チェックが入っていない場合は「カギ」アイコンをクリックし、管理者の名前とパスワードを入力した後、チェックボックスにチェックを入れます。
- Finderで「移動」＞「ホーム」を選択し、「ムービー」フォルダを開きます。
- 「ムービー」フォルダ内の「iMovieライブラリ」を、外付けストレージデバイスにドラッグします。
- 「iMovieライブラリ」のコピーが完了したら、新たにできた外付けストレージデバイス内の「iMovieライブラリ」をダブルクリックして「iMovie」を開きます。
- これで「iMovie」のライブラリ参照場所が外付けストレージデバイスに変更されます。以降は「iMovie」を起動すると、外付けストレージデバイス内の「iMovieライブラリ」が参照されることになります。
- 外付けストレージデバイスにコピーしたライブラリの内容が問題ないことを確認できたら、元々Macの「ムービー」フォルダにあった「iMovieライブラリ」を削除できます。
なお、外付けストレージデバイスをMacにつないでいない状態で「iMovie」を起動すると、参照ライブラリの場所が、Macの「ムービー」フォルダ下に戻ってしまいます。
この場合は、改めて外付けストレージデバイス内の「iMovieライブラリ」をダブルクリックして「iMovie」を開くことで、参照ライブラリの場所を再度変更することができます。