プリント基板を作成

これまで開発してきた簡易IoTシステム(表示灯の点灯状況を、Webページで確認するシステム)ですが、当初目標としていた仕様のものが、ようやく完成しました。
IoTデバイスの回路構成も、一旦Fixしたので、今度は、この回路のプリント基板を作りたくなりました。

Webで色々と調べてみると、Seeed(Fusion PCB)というところで、二層プリント基板5枚+送料(Singapore Post)で$7.9というキャンペーンを行っていました。
これなら非常にお手軽なので、ためしに一度、プリント基板を発注してみることにしました。

基板設計では、EAGLEというCADシステムが一般的なようです。EAGLEをMacにインストールし、Webの情報だけを参考にして、基板設計を行ってみました。

プリント基板を作るのがはじめてなのは勿論のこと、これまでプリント基板を使ったこともないので、そもそも、プリント基板がどのようなものなのかもよく分かっていないのですが、なんとなくそれっぽいものを設計しました。
部品のライブラリデータを作るのが面倒なので、一部の部品については、SnapEDAというサイトから入手しました。

今回作った基板のサイズは50mmx40mmです。
(参考までに、Seeedの今回発注するプランでは、基板サイズは100mmx100mmまで。また、EAGLE無料版で設計できる基板のサイズは100mmx80mmまでです。)

このように、いい加減に設計した基板データで、5/26にSeeedに発注したのですが、2日後(5/28)に、Seeedより、データ不備の連絡がありました。
いつの間にか、基板の枠データの一部が消えてしまっていました。なぜそのようなことになってしまったのか、本来どのようにすべきだったのか、今更わからないので、ともかく枠データを追加してデータを再送信しました。

6/7に、Seeedより、基板出荷済みの連絡メールがきました。基板発注から12日、データ修正からでも10日もかかっています。

6/16に、プリント基板が届きました。出荷済み連絡から9日、発注からは21日かかっています。こんなに日にちがかかると、急ぎの時には使えないので、使い方は工夫しないといけません。

早速、プリント基板に部品を実装してみました。ユニバーサル基板を使った時に比べると格段に楽で、作業時間も半分以下になりました。動作確認したところ、一発で正常動作しました。