テスタを使って、マイクロビットの消費電流値を調べてみました。
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写真のようにテスタを接続した状態でmicro:bitを動かし、micro:bit動作時の電流値を測定しました。
何もしない
何の処理もない状態で、消費電流値は 1.5mA でした。
計算
変数をずっと+1しつづけるプログラムを動作させた状態でも、消費電流値はほとんど変わらず 1.5mA でした。
LEDを点滅
ハートマークを1秒おきにON/OFFするプログラムの場合、消費電流値は最大で 7.8mA でした。
LEDを常時点灯
ハートマークを常時点灯させた場合、消費電流値は 7.8mA でした。
無線
第4回の記事で作った、無線通信をするプログラムを動作させた場合、消費電流値は最大で 20.6mA でした。
ファイルシステム
(2018/2/18追記)
別の投稿で書いたように、MicroPythonを使って、micro:bitのフラッシュメモリにデータの書き込みを行いました。
消費電流値測定のため、元々のプログラムから、データ書き込み間隔のみ変更しています。
このときの消費電流値を調べたところ、4.1mA でした。
単三型のエネループ(1900mAh)を使う場合、動作可能時間は以下になる計算です。
LED表示や無線通信をしなければ、エネループ2本で、1ヶ月以上も連続稼働できそうです。これだけ電池が持つのであれば、色々な用途が考えられそうです。
処理内容 | 消費電流値 | エネループでの動作時間 |
---|---|---|
何もしない | 1.5mA | 52.8日 |
計算 | 1.5mA | 52.8日 |
LEDを点滅 | 〜7.8mA | 10.1日 |
LEDを常時点灯 | 7.8mA | 10.1日 |
無線 | 〜20.6mA | 3.8日 |
ファイルシステム | 4.1mA | 19.3日 |