M5StackのLCD画面には、色指定をして文字や図形を表示することができます。
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色の指定は16bit Colorで行うことになっており、そのうちいくつかの色については「BLACK」「RED」などのように名前が定義されています。
こんな感じで表示します。
M5.Lcd.fillScreen(WHITE);
M5.Lcd.fillScreen(0xFFFF);
さて、より直感的に分かりやすい「RGBの3色 × 8bit」で色指定するために「color565」という関数があります。
今回はこの関数を使って、LCD画面の表示色を白(R:255 G:255 B:255)から赤(R:255 G:0 B:0)になめらかに変化させてみます。
スケッチは以下のとおりです。
#include <M5Stack.h>
boolean flag = true;
int val = 0;
void setup() {
M5.begin();
}
void loop() {
if(flag) val++;
else val--;
if(val<=0) flag = true;
if(val>=255) flag = false;
M5.Lcd.fillScreen(M5.Lcd.color565(255, val, val));
}
このように、画面の表示色を白から赤になめらかに変化させることができました。
なお、私がM5Stack、M5StickCの使い方を習得するのにあたっては、以下の書籍を参考にさせていただきました。
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ごく基本的なところから、かなり複雑なスケッチや、ネットワーク接続など、比較的高度なものまで、つまづかずに読み進めていけるような構成になっており、大変わかりやすい本です。
このサイトで書いている、M5Stackシリーズ(M5Stack、M5StickCなど)に関するブログ記事を、「さとやまノート」という別のブログページに、あらためて整理してまとめました。
他のM5Stackシリーズの記事にも興味のある方は「さとやまノート」をご覧ください。
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