micro:bitを使ってみる 48 〜Grove振動センサ

「Grove Shield for micro:bit」という製品を使い、マイクロビットにGrove規格の各種センサをつなぎます。


今回は、micro:bitにGrove振動センサ(Grove – Vibration Sensor)をつないでみようと思います。


このセンサは無指向性で、モジュールが安定した状態ではhighが出力され、動きや振動が発生すると、回路が一時的に遮断されlowが出力されます。

以下のように、シールドにmicro:bitと振動センサを取り付けます。

動作確認のため、簡単なプログラムを作成しました。

プログラムをmicro:bitに書き込み、「コンソールを表示 デバイス」をクリックします。センサを叩いたり揺すったりすると、その時だけlowになります。

なお「最初だけ」で、端子「P0」を「プルアップ」もしくは「なし」に設定しておかないと、正常に動作しませんでした。

次に、センサが振動を検知すると、一定時間(ここでは3秒間)アイコンが表示されるプログラムを作成します。

プログラムをmicro:bitに書き込み、センサを叩いたり揺すったりすると、しばらくの間アイコンが表示されます。

振動の向きが分からないので、揺れの状態の詳細を観測するような用途には使えませんが、盗難検知などの用途には使えそうです。

なお、私がマイクロビットの使い方を習得するのにあたっては、以下の書籍を参考にさせていただきました。


初心者向けから、比較的高度なものまで、さまざまな情報が記載されているだけでなく、子供向けの作例も多数掲載されていますので、「プログラミング教育」のための題材さがしなどにもおすすめです。


このサイトで書いている、マイクロビットに関するブログ記事を、「さとやまノート」という別のブログページに、あらためて整理してまとめました。

他のマイクロビット記事にも興味のある方は「さとやまノート」をご覧ください。