昨年に引き続き、2020年も、IT導入補助金の「IT導入支援事業者」として採択されました。
「IT導入補助金」は、中小企業や小規模事業者が、自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する際に、その経費の一部を国が補助する制度です。
自社の置かれた環境から、「強み」や「弱み」を認識・分析し、把握した経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、経営力の向上・強化を図ることを目的としています。
ソフトウエアの費用、および導入に関連する費用が補助の対象となり、補助額は30万円〜450万円、補助率は1/2です。
また今年は、事業者の新型コロナ対策を支援するため、テレワーク導入などに活用できる「特別枠(C類型)」もあり、こちらは補助率が3/4です。
なお、補助対象となるのは、「IT導入支援事業者」が登録したITツールのみです。
実際に補助金申請を行う際は、「IT導入支援事業者」とパートナーシップを組んで申請することになります。
補助金申請の流れは、以下のとおりです。
- 事業内容の理解
- サイトの公募要領を読み、補助事業の内容や、申請要件について確認します。
- 事前準備
- サイトの検索画面を使って、「IT導入支援事業者」と「導入したいITツール」を探します。
- gBizIDプライムを取得します。
- 「SECURITY ACTION」の「★一つ星」または「★★二つ星」セキュリティ対策自己宣言を行います(方法はこちら)。
- 交付申請
- 「IT導入支援事業者」との間で商談を進めます。
- 「IT導入支援事業者」から【申請マイページ】の招待を受け、【申請マイページ】を作成し、事業者情報を入力します。
- 「IT導入支援事業者」が、導入するITツール情報、事業計画値を入力します。
- 【申請マイページ】上で、入力内容を最終確認し、申請に対する宣誓を行い事務局へ提出します。
ちなみに、申請する際に必要となる書類は、法人の場合、履歴事項全部証明書(3ヶ月以内のもの)、法人税の納税証明書 その1またはその2(直近のもの)です。
IoTの導入を検討している方は、本補助金の活用も検討してみてはいかがでしょうか?