前回の記事(こちら)で、M5Cameraで一定時間毎に写真を撮影し、Webサーバにデータ保存することができるようになりました。
今回は、M5CameraにPIRモーションセンサを接続し、人を検知した時だけ写真を撮影することができるように改良しました。
使用したのは「M5Stack用PIRセンサユニット」です。
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M5CameraとPIRセンサは、Groveケーブルでつなぎます。PIRセンサの信号がHighになったら、その後の一定期間だけ、写真を撮影します。
ついでに、撮影した画像をWebサーバに送信している間だけ、M5Cameraの内蔵LEDが光るようにしました。これで写真を撮影していることが分かるようになります。
あわせて、3Dプリンタ「ダヴィンチJr. wifi Pro」を使って、M5Cameraを固定するためのスタンドを作りました。
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ネジでカメラの三脚に取り付けることができる他、磁石も付いているので、冷蔵庫などに設置することもできます。
このカメラを以下のように設置し、時計を撮影してみました。
人を検知してから1分間、5秒間隔で写真を撮影しています。
前回と同様に、撮影した約270枚の画像を、動画編集ソフト(Macの「iMovie」)で動画にしてみました。
画像が飛び飛び(人を検知した時だけ)で撮影されていることがわかります。
この仕組みを使うことで、畑に獣が侵入したことを検知して、画像を撮影することができそうです。
このサイトで書いている、M5Stackシリーズ(M5Stack、M5StickCなど)に関するブログ記事を、「さとやまノート」という別のブログページに、あらためて整理してまとめました。
他のM5Stackシリーズの記事にも興味のある方は「さとやまノート」をご覧ください。