格安SimのWiFi環境でIoT

当社の簡易IoTシステムを使用するためには、家庭用電源とWiFi環境が必要です。

このうち、WiFiがない状況で使用する方法として、今回、格安Simを試してみることにしました。

簡易IoTシステムでは、1〜数分に1度、わずかなデータをWebサーバに送信するだけです。通信速度などを気にする必要はないので、いくつかの業者を比較検討した結果、料金重視で「DMMモバイル」の「データ通信プラン ライト」を契約しました。

料金は以下のとおりです(2018年10月現在)。

  • 契約時:13374円(税込14443円) ※今回は、新規手数料0円キャンペーン中だったため、10374円(税込11203円)。
    • 新規契約手数料:3000円(税込3240円) ※今回は、新規手数料0円キャンペーン中だったため、無料。
    • Simカード準備料:394円(税込425円)
    • 端末代(HUAWEI E5577):9980円(税込10778円)
  • 月額:440円(税込475円) ※通信速度は最大200Kbps
  • 解約時:無料 ※解約条件は特になし。

契約してから4日後に、Simカードと端末が届いたので、早速調査を開始しました。

端末に、Simカードとバッテリーをセットし、電源を入れるだけで使用できます。
ただし、E5577には、一定時間接続がないとスリープモードに入る機能があります。「一定時間」というのがどのぐらいの時間なのか、どこにも記載がないのですが、簡易IoTシステムでは、数分に1度しかアクセスがない場合があるので、E5577がスリープモードに入ってしまう可能性があります。そのため、スマホに「HUAWEI HiLink」というアプリをインストールし、スリープ移行機能をOFFにしました(「ツール」>「バッテリ」>「スマート省電力」と「WiFi」をOFF)。

我が家には現在「テレビの明るさを検知するシステム」、「冷蔵庫の扉の開閉回数をカウントするシステム」、「ダイニングに人がいることを検知するシステム」、「ベランダの温度を観測するシステム」の4つが設置されています。これらを全て、今回導入した格安Sim環境に接続し直しました。

今のところは、何の問題もなく稼動しています。しばらくは、このままの設定にして、様子をみたいと思います。