簡易IoTシステムの開発 2

「実践Arduino -電子工作でアイデアを形にしよう-」という参考書で、Arduinoの勉強を開始しました。

2週間かけて、ひととおり参考書を読んだので、Arduino Uno、ESPr Developer(ArduinoにWiFi機能がついたような開発ボード)、その他パーツ、電子工作用の道具などを購入しました。

次に、Arduino IDE(開発環境)をMacにインストールし、Arduino Uno、ESPr Developerの動作確認を行いました。
ブレッドボードを使って、参考書に載っているいくつかのサンプルを動作させてみました(LED点灯、タッチセンサなど)。ごく簡単な回路と数行のスケッチ(プログラム)で動作させることができ、かなりとっつきやすい印象を受けました。

なお、Arduino UnoにはWiFi機能がないので、今回のシステムではESPr Developerを使うことになります。
ただ、光センサーの情報を取り込むためのアナログ入力端子に関して、Arduino Unoにはアナログ入力端子がたくさんあるのですが、ESPr Developerにはひとつしかなく、さらに、使い方に制約があるようです。
そのため、ESPr Developerのアナログ入力端子の使い方について調査しました。アナログ入力端子はTOUT、スケッチでは専用のコマンドを記述する必要があり、入力信号は0〜1Vの範囲でなければなりません。
少々使いにくいですが、動作確認を行い、正常にアナログ信号を読み取れることは確認できました。

このTOUT端子に光センサーなどを接続し、一応、ハードウエアとしてはできあがりました(試作1号機)。