M5Camera用の人感センサ付きLEDライトを作成する

先日、M5Cameraから点灯・消灯をコントロールできるLEDライトをつくりました(記事は こちら)。
M5Cameraで画像を撮影する瞬間だけ、照明を点灯させるためのものです。

ところで、これをつくっている最中に、このLEDライトに人感センサもつけたら面白いかも?と思いつきました。

人感センサが人や獣を検知した時だけ、LEDが点灯し、同時にM5Cameraで画像を撮影するというものです。
防犯カメラや、畑の獣害監視用カメラとして使えそうです。

そんな訳で、早速つくってみました。

作り方

LEDライト本体は、前回と同じく、ダイソーで購入した「ショートランチャー9」を使います。

人感センサは、「M5Stack用PIRセンサユニット」を使います。

M5Cameraには、外部デバイスと接続するためのポートが、Groveポートひとつしかありません。
今回は、M5Cameraに、人感センサとLEDライトをつなぎたいので、人感センサとLEDライトを分解し、ひとつのGroveポートに繋げられるようにします。

人感センサはネジを外すだけで分解できましたが、LEDライトは、力づくで外装を破壊し、LED本体を取り出しました。

人感センサにはGroveポートがついています。4つの信号のうち、「O」ピンは人感センサでは未使用なので、この信号とGNDをLEDライトにつなぐことにします。

次に、このLEDライトと人感センサを、M5Cameraの近くに取り付けるために、3Dプリンタで、LEDライトと人感センサを格納するケースをつくります。

ところで、以前、別のマイコンデバイスに人感センサをつないだことがあるのですが、その際に、人感センサをマイコンデバイスのWi-Fiアンテナ直近に設置すると、人感センサが頻繁に誤動作してしまうという現象に遭遇しました。
今回は、マイコン、人感センサとも、その時に使っていたものとは異なるのですが、念のため、人感センサは、M5CameraのWi-Fiアンテナから、少しでも離して設置することにしようと思います。

Wi-Fiアンテナの位置を確認するために、M5Cameraを分解してみました。

以下のとおり、Groveポートがない側の端に、Wi-Fiアンテナがあります。
よって、このWi-Fiアンテナの横あたりにLEDライトを、Groveポートの横あたりに人感センサを配置することにします。

これを踏まえて、3Dプリンタ「ダヴィンチJr. wifi Pro」で、以下のようなパーツをつくりました。

これに人感センサとLEDライトを取り付けます。
先日の記事(こちら)で書いたとおり、LEDライトは、そのままでは指向性が高すぎるので、レンズを紙ヤスリでこすって、光が少しやわらかくなるようにしました。

このように配線して、取り付けます。

裏側のカバーも、3Dプリンタでつくります。

これで、M5Cameraの横にはめ込めば完成です。

以前作った、M5Cameraをカメラの三脚に取り付けるためのパーツ(記事は こちら)を使うと、三脚に取り付けることもできます。

動作確認

人感センサが人を検知したときだけ、LEDを点灯させた上で画像を撮影し、サーバーにアップロードするプログラムをつくりました。

明るい室内で動作確認した結果は以下のとおりです。
結構きれいに撮影できています。

真っ暗な室内で動作確認した結果は以下のとおりです。
かなり暗いですが、なんとか撮影できています。

3Dプリンタを使ってはいますが、比較的お手軽に、結構いい感じのものがつくれたと思います。
すぐに使える用途が思い浮かびませんが、機会があれば使ってみたいと思います。


このサイトで書いている、M5Stackシリーズ(M5Stack、M5StickCなど)に関するブログ記事を、「さとやまノート」という別のブログページに、あらためて整理してまとめました。

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