Unit Cam Wi-Fiカメラの消費電流値

M5Stack社の「Unit Cam Wi-Fiカメラ」を購入し、動作確認まで完了しました(記事は こちら)。



このカメラデバイスは、現在畑で使用している「M5Camera」や「Timer Camera」の代替として使用できるかどうかを確認するために購入しました。
畑では、「M5Camera」や「Timer Camera」を使い、一定期間毎に写真を撮影し、Webサーバに送信していますが、それと同じことを「Unit Cam Wi-Fiカメラ」でも実現したいと考えています。

そんな訳で、所望の処理内容のスケッチを「Unit Cam Wi-Fiカメラ」に書き込んでみました。
カメラ周りのスケッチは、あまり理解できていないままつくっているので、スケッチ本体は開示できませんが、以下のような処理を行っています。

「起動」→「カメラ初期化」→「写真撮影」→「Wi-Fi接続」→「データ採取・送信」→「写真送信」→「Wi-Fi切断」→「deep sleepに移行」

カメラデバイスで、写真だけでなく、IoTデータも採取することを想定し、「データ採取・送信」というステップも入れています。今のところは特に採取したいデータもないので、Wi-FiのRSSI値のみを採取・送信しています。
スケッチは、「M5Camera」用のものに対し、ピン定義や画質設定を変更する程度で、特に問題もなく正常動作させることができました。

さて、「Unit Cam Wi-Fiカメラ」にはバッテリーが内蔵されていないので、外部から電源供給する必要があります。
また、畑には電源がないため、電源供給のためには、乾電池(Ni-MH電池)やソーラーパネルなどを活用する必要があり、そのためには「Unit Cam Wi-Fiカメラ」の消費電流値を把握しておくことが肝心になります。
そんな訳で、「Unit Cam Wi-Fiカメラ」の動作時・ディープスリープ時の消費電流値を測定してみることにしました。

「Unit Cam Wi-Fiカメラ」には、基板上とGROVEポートに「5V」「GND」端子があり、そのどちらかから電源供給することになります。
今回は、単三型Ni-MH電池4本(4.8V)をGROVEポート経由で供給することにしました。

消費電流値測定には、ストロベリー・リナックスの「INA226PRC」というモジュールとM5Stackを使います(測定方法についての記事は こちら)。
処理内容毎の消費電流値が分かりやすくなるように、上記のスケッチの各処理の間にdelayを1秒ずつ入れます。

電池と「Unit Cam Wi-Fiカメラ」の間に「INA226PRC」を入れ、「Unit Cam Wi-Fiカメラ」を動作させ、消費電流値を測定してみました。

結果は以下のとおりです。

動作時は概ね120mA程度、ディープスリープ時は20mA程度となっています。
ほとんどの時間はディープスリープしているとすると、2000mAhの単三型Ni-MH電池4本であれば、2000mAh / 20mA = 100h と、4日間程度稼働できる計算になります。これは「M5Camera」の電流消費と同等の結果です。

畑には、小型ソーラーパネルと単三型Ni-MH電池4本でつくった簡単なソーラー発電システムがあり、このシステムを使って既に数ヶ月にわたり「M5Camera」を連続稼働させています(記事は こちら)。
「M5Camera」と「Unit Cam Wi-Fiカメラ」の電流消費が同等であることから、「Unit Cam Wi-Fiカメラ」もこのソーラー発電システムで稼働することができそうです。


なお、私がM5Stack、M5StickCの使い方を習得するのにあたっては、以下の書籍を参考にさせていただきました。


ごく基本的なところから、かなり複雑なスケッチや、ネットワーク接続など、比較的高度なものまで、つまづかずに読み進めていけるような構成になっており、大変わかりやすい本です。


このサイトで書いている、M5Stackシリーズ(M5Stack、M5StickCなど)に関するブログ記事を、「さとやまノート」という別のブログページに、あらためて整理してまとめました。

他のM5Stackシリーズの記事にも興味のある方は「さとやまノート」をご覧ください。